TOKYO-MARUNOUCHI to REGIONAL AREAS

PROJECT

丸の内プラチナ大学

山口県 山口市
(やまぐちし)

逆参勤交代が求められる“県庁所在地”

山口県山口市は人口20万人弱の県庁所在地で、農水産業、食、観光に豊富な地域資源を有していますが、雇用の減少・歴史的建造物の有効活用・商店街の衰退など様々な課題に試行錯誤しています。

逆参勤交代コースの受講生たちは、市内の「香山公園・瑠璃光寺五重塔」「山口ふるさと伝承総合センター」等の視察後、「山口ライフスタイル委員会」との議論や副市長へのプレゼンに取組みました。その中で見えてきたことは、県庁所在地という、比較的恵まれた条件下での地域活性化には、難しさと可能性の両方が混在するということ。だからこそ、課題の本質を紐解くために双方忌憚のない意見交換を行い、その本気の掛け合いが次のステップへとつながるパワーになることが感じられるフィールドワークとなりました。

第3期丸の内プラチナ大学「逆参勤交代コース」
フィールドワーク
開催年月:2018年1月

Pointポイント

歴史資源と共に広がるまちづくり

山口の基礎を築いた大内氏の時代に形成された大殿地域には、八坂神社ほか寺社仏閣、そして酒屋等の古い建物が多く広がっており、これらの歴史と景観を活かしたまちづくりが進んでいます。また、古民家や町屋の再生を通して市民が地域を見つめ直す機会になるなど、シビックプライドの醸成にもつながっています。

山口情報芸術センター

山口市には、アートと社会を結ぶメディアの実験場として設立された「山口情報芸術センター」があります。「創造と発信」「R&D」「領域横断」の3つの役割を担っており、アート以外の他領域のメンバーも加わることで、柔軟性のある施設が実現されています。また、市民参加型のイベントも開催し、地域活性化の一つの拠点として大きな役割を果たしています。

商店街の活性化

山口市の中心商店街は7つの商店街が連なって形成されていますが、ショッピングセンター出店などの影響で人の通行量が減少傾向にあるなど活気を失いつつあります。一方で、様々なイベントやおまつりの立ち上げを通して地域を盛り上げる活動のほか、商店街内にある「やまぐち創業応援スペース mirai365」では、創業から5年以内のベンチャーを対象に創業・インキュベーション支援を行っており、商店街と様々な業種・職種の方々が繋がるきっかけとなっています。